2019年3月4日blog | 塗り壁DIY。壁が空間を印象付ける

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少し前になりましすが、友人の店舗の壁塗装を行ってきました。

当初、友人より壁紙の貼替相談がありました。
個人的な見解ですが、壁紙の貼替をDIYで綺麗に仕上げるのは意外に難しい。
元々の壁紙より素材的には綺麗になると思うのですが、
下地を平坦にしたり、壁紙同士の継ぎ目をぴったり合わせたりと気を使う事が多々あります。
相談を受けた箇所はお店の顔になるお店に入った正面とデスクの背面。
昔からある老舗の店舗なので、
前よりも老舗の風格を感じ、
環境にも優しく、
施工もし易いものはどうかと塗り壁を提案しました。

使用した材料はこちら
「everwallダイアトーマス」(写真4枚目)

海洋藻類(昆布)の化石を使用した珪藻土の一種になります。
珪藻土を水分多めに緩めに練ってローラーで仕上げるイメージです。
ローラーで薄く仕上げる事で、素人でもムラなく塗れ、薄い分コテに比べ面積も広く塗る事が出来ます。
既存の壁紙の上からでも塗れる素材との事で、作業工程も短縮出来そうです。
自然素材の為、環境にやさしく、空気を綺麗にして調湿もしてくれます。
うっかり口に入れても安心なくらい安全な塗料だそうです。

豆知識を並べていますが、これは営業マンの受け売りです。
しかしながら良い素材なのは確かな様で、どこかで使ってみたいと思っていたのが本音かもしれません。

と言う事で、使ってみたかった塗り壁を採用してくれたお礼に
塗り作業をお手伝いしてきました。

塗った感想としましては、普通の塗料よりは伸びが重いものの、コテで塗る珪藻土や漆喰に比べれば
格段に伸びは良い印象です。でも、均一にムラなく仕上げる為には2度塗りは必須ですね。

壁紙の部分のみを塗装するので家具等の養生はきっちりと。

お客さんが来ない時間帯を狙って2日間で2度塗りを完了させました。
※メーカーとしては中一日(24時間~48時間)位空けるのがベストとの事。

色は真っ白ではなく少しグレーの入ったものを採用しました。空間の落ち着きを狙っての事です。

完成写真は1枚目。下地としてそのまま残した元の壁紙との差は3枚目です。
比べてみるとかなり変わっています。

汚れや壁紙の剥がれも目立たなくなり、かなり綺麗になりました。
以前のベージュ系の壁紙より少し上品になった印象も個人的には受けました。

友人も綺麗な仕上がりに満足してくれた様です。


後日、店舗を尋ねたところ、
お客さんは誰一人気付いていないとの事。。。

そういうものですよね。

でも、見た目の違いには気付いてもらえなくても
きっと良い空気を吸って帰ってくれている事でしょう。

今後、住宅等でも採用を検討していきたいと思います。





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