2017年9月13日blog | インターン受け入れました。お互いに学ぶ2週間


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9月8日までの2週間、インターンを受け入れ当事務所の仕事に参加してもらいました。
当事務所としては初めての事です。
彼女は芝浦工業大学に通う3年生で、静岡に帰省を兼ね学びにきました。

彼女もインターン実習を受けるのは初めてで、
初めての2人が手探りで実習を行う事になったわけです。

当事務所を選択肢に選んで頂いた事を喜ばしく思うと共に、
他所からそう言った期待をもった目を向けてくれている人がいる事に身が引き締まります。

忙しい有名建築家の事務所では模型作成が主なインターンの仕事としているところもあるそうです。

当事務所では模型とCGではCGでのプレゼン比率が高く、
この実習期間中はプレゼンの機会も余り無かったため、
主に、私と行動を共にして、
文字通り「どういった仕事をしているか」
を見てもらう事にしました。

内容としては、
・現在進行している工事現場の確認
・建築確認申請の申請と済証取得
・行政の事前ヒアリング
・建築工事請負契約業務の立ち合い
・解体現場事前打ち合わせの立ち合い
・・・がありました。
いざやってみると意外と色んな事があるものですね。
私自身、振り返る良いきっかけとなりました。

また、彼女が静岡に帰省してインターンをする意図として、
将来的に静岡で建築の仕事をしたいと言う思惑もあるそうです。
折角知り合った機会ですので、私の知り合いの女性の建築家と
女性のハウスメーカー勤務の設計士にもお願いし、
話を聞いてもらう場をつくりました。

後は、学生課題と言う視点ではない、実務に近い条件での
プランニング課題もやってもらいました。
結果的にかなり密度の濃い内容になった様に思います。

当事務所は自宅兼事務所で、0歳の子供も同じ空間で生活しています。
休憩中には子供とも触れ合って貰ったりして。。。

実習中の業務としてはかなり難しい内容もあったかと思います。
彼女なりに分からないながらも聞く姿勢を常に持ち、熱心に取り組んでいました。
色んな将来の形を模索しながら、不安に思いながらも前に進む為
行動を起こす姿は、とても好感をもてるものでした。

独立してから、2週間毎日顔を合わせる事が家族以外になかった私にとって
とても新鮮で良い勉強になりました。
スタッフを雇うってこう言う感じなのかな。

今後も希望があれば受け入れて行きたいと思います。



一級建築士事務所SAKAKI Atelier(サカキアトリエ)
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