2019年9月24日blog | ローンを組んでのリノベーション要注意です。

haikei

少し前の話になりますが、、
古い建物をリノベーションして住みたいと言う相談を頂いた事がありました。

今回はリノベーション(リフォーム)案件のローンについて書きたいと思います。

リノベーションと言う言葉も一般的に定着し、
TVや雑誌などのメディアにも一般的な事例として紹介される事が多くなりました。
古民家カフェの様なものも登場し、
新築よりもおしゃれに感じ憧れを持つ方もいらっしゃる様です。
当事務所としてもご依頼頂く案件の半分はリノベーションです。

当事務所としてもやりがいがある案件ですし、
リノベーション相談を頂けるのはとても嬉しい事です。

当事務所のリノベーション事例はこちら
http://sakaki-atelier.net/works/rhasso/

しかしながら、リノベーションの費用については少々注意が必要です。
TV番組にある様な大掛かりなリノベーションとなると
費用は新築とそう変わらないものも出てきます。
(新築より高いお見積りが出る事もあります)

その新築並みの費用にはローンを組む選択肢を選ぶ方も多いのではないでしょうか。

実はこのローン、組めないケースがかなり多いです。
と言うのも、銀行等の融資機関が取り扱っている金融商品の中で、
リノベーション(リフォーム)向けローンはかなり少額設定となっているのです。
具体的には300万円とか500万円位でしょうか。
新築並みの何千万を対象としていないのです。

その為、「中古物件を購入しいずれリノベーションしよう」と考えられて
ローンを組もうとしたら組めず、新築にせざるを得なかった
なんてケースもあります。

悲しいですね。。

住宅ローンのエキスパートではない為、
私のお客様に実際にあった事例をご紹介いたしました。
リノベーションをお考えの方は事前確認をお勧め致します。
(少し古い情報の為、今は新しい金融商品があるかもしれません)

あなたの住まい購入が理想的なものとなる事を願っております。



静岡市の設計事務所:一級建築士事務所SAKAKI Atelier(サカキアトリエ)
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