2019年11月25日blog | 住まいづくり。意外と少ない業者候補

haikei

家を建てようと思った時、
あなたは何社位の業者にアポイントを取りますか?

今回はあるセミナーで伺ったお客様が業者を選ぶまでの行動傾向を紹介したいと思います。
私自身、実際のお客様の行動傾向と私の考えに乖離があり、
興味を惹かれる内容でした。

小売りと違い住まいはとても高い買い物。
お客様も実際に業者と顔を合わせて、
信頼がおける業者なのか、
同じ質問内容を用意して複数社を比較したりして、
最後は担当者と馬が合うか、
を検討して初めて依頼先を決定するのだと思います。

その為には、気になる業者に片っ端から当たってみて、
真に任せられる業者を選定する必要があるのだと思っていました。

しかし先日受けたセミナーでは見解が違います。
具体的にはWebを活用した営業方法のセミナーだったのですが、
お客様が家を建てようと思い立った時、
まずはWebで、
「静岡市 工務店」とかのキーワードで検索したり、
ハウスメーカーの比較サイトを見たり、
建築家の紹介サイトを見たり、
とにかく検索を行い情報を集めます。
その中で、好みの建築写真、共感できる文章を見て、
Web上で取捨選択を繰り返します。
そして、いざ業者へアポイントと言う段階では、
アポイントを申し入れる業者は3~5社程度が
一般的なのだそうです。

これは、ハウスメーカーが軒を連ねる住宅展示場に行く際にも
当てはまる事らしいです。

10年程前までは、まずは住宅展示場へと言う方も多かった様に思います。
設計事務所の先輩で、個人の設計事務所は営業力が弱いから
大手のハウスメーカーに持っていかれてしまう。
何てことを話していた方もいましたが、
今はWebの活用によってそこの差を縮める事が出来る時代なのかもしれません。

と、言う訳で数ヶ月前から心を入れ替えて
ブログをコツコツと途切れさせない様に更新を続け
情報提供を行っている私なのです。
皆様にとって有益な情報となれば良いのですが。。。

家を建てると言う行為は大きな不安も伴います。
自分の業者選びは間違っていないか。
もっと色々アポイントを取って話を聞くべきではないのか。
業者にだまされてはいないか。
情報があり過ぎるからこそ真実を知る難しさがあります。

そんな不安を抱えながらも3~5社の話を聞き、
信用に足ると判断した業者をパートナーとして選んでいるのが
一般的な実状なのです。
そしてそのパートナーととことん向き合い、とことん良い住まいを追求した人が
満足度の高い住まいを手に入れているのだと思います。
つまり、家づくりにとってより大切なのは、
選んだパートナーがどこまで付き合ってくれるのか
と言う事なのかもしれません。

今回の内容は、Web集客を仕事としている会社の
対業者向けに作成されたデータを元に紹介致しました。

自分の調べが足りないのではないか、と思っているあなた。
意外と皆さんの行動とそうずれていないのかもしれませんよ。
今回ご紹介したデータが皆様の
不安材料の解消の一助となれば幸いです。







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