2018年5月16日blog | 建築から日本を学ぶ。建築の日本展

mokuzou

空き時間を利用して建築の日本展に行ってきました。
東京・六本木ヒルズ森美術館にて2018.4.25(水)~ 9.17(月)まで開催しております。

平日に行ったお陰で比較的空いている中観覧出来ました。
(向かいの週刊少年ジャンプ展は混んでおりました)

「日本の建築展」ではなく「建築の日本展」です。
最初タイトルに違和感を覚えましたが、
展覧会を訪れると意味が分かってきます。
日本の建築や建築文化を紹介する展覧会ではなくて、
建築を通して日本の文化がどう育まれて来たのか、
そして現代建築にどう反映されているのか、
日本人の生活や美的感覚に重きを置いた展覧会の様に感じました。
言葉を入れ替えるだけで視点も変わってくるものですね。
特に海外の観覧者が目に付きましたが、
もしかしたら日本人以上に海外の方に学びが多い内容かもしれません。

私個人としても何気なくデザインしていた内容が、
「この考え方に影響を受けていたのかもしれない」
と思うところが多々ありました。
気付かないうちに日本人としてのデザインをしているのだと思います。
良い意味でその思考は大切にしつつ広い視野をもって設計をしたい、そんな事を考えさせられました。
私にとってデザイン思考を整理してくれる様な展覧会でした。





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