2019年12月29日blog | 養生はしっかりと。防犯意識を高めた現場

haikeigenbagenba

現在着工中物件の現場の様子です。
今回は為になる情報と言うよりは完全に
現場の進捗状況報告です。
しかしながら、とても愛情のある工務店様の現場対応に
感動を覚える様子を記事にしていますので、
これから着工すると言う方は現場の様子の参考にして頂ければと思います。

ブルーシートで完全に覆い中が見えない様になっています。
これは雨天対策と防犯対策によるものです。
外壁が入るのがまだ先の為、
下地の木をなるべく濡らさない様に、
また、部外者が勝手に入り建築資材を盗んだり、いたずらされない様にする為、
がっちり養生して頂いています。

大変な作業だったと思いますが、
現場を大切にして頂いている愛情みたいなものを感じる様子です。

ここまで、がっちりやられると私自身がたまにやる「ちょっと覗きに」も
出来ないのですが、、、いや大工さんがいる時にコミュニケーション
図りながらちゃんと見よう。

ブルーシートで覆われている形が概ね建物の外観となるのですが、
改めてみると3階建ては大きいですね。
各階の床面積はそれ程大きく無い為、基礎のみの時は
小さく見えたのですが、実際に立ちあがるとかなり大きい。
これは建築あるあるでもあります。

多くの人は地鎮祭の時の縄張り(建物の外形ラインをビニールテープで地面になぞった状態)を見て、
想像より小さく感じられる様です。
「こんなに小さくて大丈夫?」
と言われた事は何度もあります。

私が過去に経験したお施主様に、
「あまりに小さいからもう少し大きくしたい」
なんて言われた方もいらっしゃいました。
地鎮祭まで進行していると資材の発注を掛けていたりするので
かなり困ってしまう事もあるのですが。。。
そんなやり取りがあったりしながらも
いざ覚悟を決めて着工し上棟を迎えると、
「こんなに大きいの?」
に意見が変わる事が結構多いです。

縄張り、基礎で見ていた大きさから立体になった時のギャップ、
また、図面のみで見ていたものが現実になった時の感動から
上棟を迎えると大きさについては納得される事が多い様に思います。

タイトルと関係の無い横道に逸れましたが、
そんな視覚的錯誤がある為、
縄張りや基礎を見て「小さい!」と感じても
図面の畳数、㎡数等の数字は嘘をつかないので
グッとこらえて上棟を待ってみては如何かと思います。

話を戻しますが、
不用意なトラブルが起きない様
工事の進捗以外にも気を配りながら現場は進みます。






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