Q & A

相談依頼について

相談をしたいのですが、どの様にしたらよいですか?
まずはお電話、メール、お問合せフォームよりお気軽に相談内容をご連絡下さい。
相談内容は、建築やデザインに関するものであればどの様な内容でも構いません。
メール、お問合せフォームにてご連絡頂いた場合、可能な限り2,3日中に内容確認の返信メールを送付致します。お電話での返信をご希望の方は、電話番号とその旨をメッセージに添えて頂ければ幸いです。
一週間経っても当事務所からの返信が無い場合システムエラーも考えられますので、再度送信頂くか、最初の連絡手段とは別の連絡手段にてご連絡頂ければ幸いです。
お問合せはこちらからお願い致します。
どの様な相談に対応頂けるのでしょうか?
住宅建築をはじめとするデザインに関する事全般に対し、相談をお受け致します。
土地購入や中古物件購入の相談から、デザインであれば家具、ペーパークラフト、小物製作等々どの様な趣旨のものでも構いません。
例として、家具のレイアウトに関する相談、屋外階段の錆止め塗装に関する相談等をお受けした実績がございます。
建築関係であればどんな依頼でも受けて頂けますか?
デザインに関する内容であれば大小は問わずお受けしています。
しかしながら、次の様なご依頼にはご対応する事が難しい場合がございます。
便器を新しいものに替えて欲しい。
当事務所のデザインが絡まない内容についてはお受けできません。また、水道関係のリフォーム業者にご依頼頂いた方が安く交換が可能だと思います。「トイレ室内を含む、デザインをお願いしたい」と言ったご依頼であれば歓迎致します。
プランを考えたのでこのままつくって欲しい。
当事務所ではお客様と対話を重ね、一緒にものをつくりあげていくと言う姿勢を大切にしています。「お客様からのプランをそのまま」と言うものづくりは考えておりません。また、第3者の視点を入れる事はより良いものづくりになると考えています。逆を返せば、当事務所から一方的にこのプランしかないと言う事も致しません。あらゆる可能性をお互いに模索しながら一つのものを形にして行きたいと思っております。
新築、改修(リノベーション)の相談の場合、問い合わせにはどの様な内容を書けば良いですか?
新築、改修(リノベーション)の場合、予定地、家族構成、住まいづくりに当たってのご要望等を記載し、ご連絡頂ければ幸いです。
土地がない、中古物件をこれから購入予定、等のご相談であればその旨をご連絡下さい。
最初のご連絡は不安があるかと思います。もし、内容が書きづらい場合は、「相談があります。返信ください。」だけでも結構です。その後、ご連絡をやり取りする中で逐次お伺いし、情報共有出来ればと思います。
遠方でも依頼は可能ですか?
歓迎致します。
拠点は静岡市にありますが、どの地域でのご依頼も相談受付しております。例として、東は青森、西は大阪からのご相談を頂いた実績がございます。
遠方のご依頼の場合、別途交通費を頂く場合がございます。交通費は公共機関の運賃に則って算出致します。
実際に会って話したいのですが?
もちろん、歓迎致します。
お会いして相談内容を伺いたいと言うのが当事務所としても本心です。その際は、本相談に関わる資料(土地情報、物件情報等)をお持ち頂けると話がスムーズに出来るかと思います。その際は、計画に関してのお悩み、不安等思うところをなるべくフランクにお話し出来ればと思います。
※初回プレゼンテーションの提示に至る前までのご相談は何回でも無料でお受け致します。 ※遠方の場合、交通費を実費にて頂戴致します。

費用について

どの段階から費用が発生しますか。
初回プレゼンテーションを提示する段階から費用が発生致します。
初回相談は無料です。その後、建築計画(リノベーション含む)であれば、初回プレゼンテーションをする場合、提案・調査費として100,000円頂きます。その他、小規模なリフォーム、家具等のデザインについては協議の上、費用決定致します。
詳しくは当ホームページFlow&Feeをご参照ください。
建築設計に関わる費用を教えて下さい。
まずは、当ホームページ設計監理料をご参照ください。
当事務所では、国土交通省告示をもとに報酬を算出しています。文章では説明しづらい部分が多くありますので、更に詳しく知りたい方はご連絡の上、お打ち合わせの場を頂ければ幸いです。
建築設計事務所の設計監理料って高いイメージがあるのですが。
算出方法を隠さず提出させて頂きます。
当事務所では新築の場合、総工事費の8~15%を目安として報酬を頂いております。
例を上げますと、40坪、総工事費3300万円の新築戸建てを建てた場合、設計監理料は12%位(3300万円×12%=396万円)頂く事になります。国土交通省告示の算出方法に基づき時給に換算すると1200円弱と言う試算額になります。
これは、一般のサラリーマンの平均給与と比較しても決して高く無い金額と言えます。
上記例の細かい算出方法は、実際お会いしてお話しさせて頂いた方がより分かり易くお伝えする事が出来ると思います。
また、設計監理料と言う名目が無いハウスメーカー・工務店等においても同等の費用は発生しております(設計を担当されている方の給料等がそれに当たります)。そちらの根拠も併せてお話しさせて頂く事は可能です。
建築設計事務所で設計監理料が発生し、工務店が施工するのであれば、結局は割高になってしまうのではないですか?
当事務所は要望と予算のバランスを考えた設計を重視しています。そう言った意味で、標準仕様が存在する建築業者に比べ、コストコントロールの自由度は高いと言えます。
基本的に施工業者選定の際は相見積もりを数社から取り決定し、工事にかかるコスト削減案等も協議していきます。
これらをお客様の代わりとなって行う事で、当事務所への設計料を含めてもトータルとしてコストを抑える事が出来るのです。
「同じものであれば、良いものでより安く」をお考えであれば建築設計事務所に依頼する事は、実は有意義な方法と言えるのではないでしょうか。
設計監理料の支払い時期を教えて下さい。
設計監理業務契約時 25%、基本設計完了時 35%、工事契約時 25%、建物引渡時 15%の割合でお支払い頂いております。
こちらは工事の内容、ローンがある場合はローン実行のタイミング等を考慮し、協議の上決定させて頂きます。

建築設計事務所の仕事について

建築設計事務所に依頼する意義を教えて下さい。
細かい内容を挙げると沢山ありますが……大枠で2つ紹介したいと思います。
1つ目に設計の自由度と発想の自由度があると言うメリットが挙げられます。
ハウスメーカー (大手では特に) では建物の部材が工場生産される等の理由から設計自体に制限を受ける場合が多く見受けられます。また、ハウスメーカーや工務店が自由設計だと宣伝していても、各社とも標準仕様と言うものを持っている場合が多く、その標準から外れる場合割高になるケースが多い様です。
もちろん、建築設計事務所の場合でも、複雑な形、部材点数が増える様な形を構成する事で物質的に割高になるケースはあります。それらも含め、柔軟に発想し提案出来る事が建築設計事務所の強みと言えるのではないでしょうか。
2つ目は、工事監理です。
ハウスメーカーや工務店に依頼すると、設計・施工を同一会社で行う事になります。
一方で、建築設計事務所に依頼した場合は、設計は建築設計事務所、施工は工務店と言うのが一般的となります。
設計と施工を別会社が行う事で、第3者的な目線(よりお客様寄りな目線)を持って施工監理を行う事が出来ます。
これはお客様的にも社会的にも間違いの無いものをつくると言う点で、非常に大きなメリットと言えます。
建築設計事務所は敷居が高いイメージがあるのですが。
一般的なイメージはあるかもしれません。
しかしながら私の知る限り、敷居の高さを感じる様な人格の設計者は、現在は殆どいないと言って良いと思います。
歴史を振り返って見ると、ヨーロッパでは建築家は元々権威の高い技術者として位置づけられていた様です。それらを引き継いだ概念が明治以降日本に輸入されます。一方で、日本は伝統的に設計と施工を兼任する大工の棟梁がいました。大工の棟梁も責任ある仕事故、自尊心が高い人が多かったのではないでしょうか。そして、第二次世界大戦後、建築士法が制定され国家資格として建築士が登場し、建築家が一般的に広まります。
これらの経緯を振り返ると、「敷居が高くとっつきにくい人」が建築の歴史をつくっている面があり、それが今日まで引きずられて印象付けられているのかもしれません。
不安はとてもあるかと思います。
それでも、住まいは一生に一度の買い物です。
話してみて合わないと判断すれば次を探せば良いのです。
一生に一度の買い物にはそれだけの価値があるはずです。
ほんの少し勇気を振り絞って敷居をまたいでみてはいかがでしょうか。
建築設計事務所は奇抜な提案をしてくるイメージがあるのですが。
各事務所によって設計理念等が異なる為、建築設計事務所全体をみて「奇抜」とは言い難いです。むしろ、お客様の声を聞いてそれを形にする事務所の方が大多数を占めると考えて良いかもしれません。また、「奇抜な提案」のイメージとして、奇抜な方がメディア等で取り上げられ易いと言う側面がある事も事実です。
当事務所では、一見奇抜に見える提案をするケースがあります。
しかしながら、それらの全てはお客様の要望を加味した上で最良の策として生み出した提案である事が殆どです。
「ただ、何となく格好いいから」では提案致しません。その為、説明無くしてプラン提案は致しません。一見奇抜に見えてもその意図を明確に説明しご納得頂いた上で、取捨選択頂ければと思います。
ただの奇抜ではなく、きっと心地よさや使い勝手のよさを感じて頂ける空間をご提案出来ると思います。
ハウスメーカーや工務店に比べ建築設計事務所の方が良いプランを提示してくれると考えて良いですか?
誤解を恐れず申し上げますと、そうとは言い切れません。
私見ではプランについては、殆ど差は無い様に思います。と、言うより、何処に属していていてもプランの良し悪しは設計者次第と言えると思います。
実際、私が見てきたハウスメーカー・工務店の中にもプランのとても上手方は沢山いらっしゃいました。逆に設計事務所を名乗っていても、イマイチなプランをつくる事務所も見受けられます。
また、同一プランを見た時、Aさんにとってとても良いプランでもBさんにとってはイマイチな場合があるのも事実です。
もちろん、それぞれの業者なりの特質や趣向が存在すのも事実です。
とても、難しい課題で手間も掛かりますが、納得するまで色んな方と会い、色んな考え方を聞いた上で依頼先を決定する事が最善の策なのかもしれません。
自己アピールになりますが、私はハウスメーカーを経験し建築設計事務所を設立しています。
これは建築業界内では非常に特異な経験と言えます。
その意味で、ハウスメーカーと建築設計事務所の良い価値観を総合的に考慮し、提案出来る数少ない建築設計事務所だと考えています。