「モノ」を整理して快適な住まいを手に入れたいと考えられている方への情報提供です。
「モノが捨てられない8つの理由」をご紹介したいと思います。
※この内容は書籍「一番わかりやすい整理入門」より抜粋しまとめたものになります。
モノを整理したいけどなかなか「捨てる」or「捨てない」の判断が付かない、
何度か断捨離しているけど何故か家の中の雑然とした感じがなくならない、
こんな事を感じている方はいらっしゃいますか?
これはモノの要不要を精査する時の判断基準が整理出来ていないのかもしれません。
よく断捨離をする時に、要るモノBOX・要らないモノBOXを用意して仕分けしましょう。
判断に迷ったら保留BOXを用意して入れておきましょう。
保留BOXに入れたまま1年間開ける事が無ければその中身は処分しましょう。
と言った手法を耳にする事があります。
確かに明確で分かり易いやり方です。
しかし、これを実行する為には前提となるモノの要不要を決定する為の判断基準が必要になります。
そしてその判断基準は何となく個人の主観に委ねられているのが現状です。
ここではこの判断基準をより明確にする一助となる
「今まで捨てられなかった8つの理由」
をご紹介します。
1.迷信を気にしている
→命が宿っている様に感じるぬいぐるみや人形。
神社のお守り。
十字架。
擬人化して話しかけている置物等。
深い信仰が無くても何となく縁起を気にして捨てられないものです。
信仰に係るものは供養してくれる寺社を活用するとよいでしょう。
2.「しつけ」の影響
→「モノを大切にしなさい」どこかの誰かが生産したモノへの感謝など、
躾として教育を受けた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、「大切にする」=「捨てない」ではありません。
押入に5年も使わずに置いてあるモノは
大切にされていると言えるか考え直してみるのもよいでしょう。
3.壊れていないから
→「まだ使える」そんな言葉をよく耳にします。
新しい掃除機を買ったのに古い掃除機は残したまま。。
何故?まだ使えるから。
日常的に使っているものに向けられた言葉であれば良いのですが、
「使っていないがまだ使えるもの」は「使えないもの」とどれ程の違いがあるのでしょう。
あなたの日常に登場しなければそれは同義かもしれません。
もしかしたら他に使ってくれる人がいるかもしれません。
4.欠陥がない(完全な形)である
→箱に入ったままの頂いた食器等。3の「壊れていない」に近い内容ですが、
こちらは新品時と同様の形を保ったままのものを指します。
長くなりそうなので次回残り4つ書きたいと思います。
捨てられない理由を知る事で自分の心に問いかける事が出来ます。
1.迷信を信じて捨てられないが本当に置いておきたいものなのか。
2.その「モノ」を本当の意味で大切に扱っているか。
3.新しい「モノ」を既に持っているのに置いておく必要が本当にあるのか。
4.一度も使った事がないと言う理由のみで手放せないものはないか。
整理すると同時に自分の所有する「モノ」がどれ程日常に登場し、
大切にされているか、見直す良い機会になれば幸いです。
次回続き書きます。
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