2018年2月19日blog | オープンハウス見どころ。庭工事も着々と

approachtreeopenhouse

2月24日25日の2日間オープンハウスを行います。
※詳しくはこちらのNEWSを参照下さい。

建物のお引渡しが完了している現場見学会会場の物件ですが、
現在、お施主様による庭工事が着々と進んでおります。

今回のお施主様は庭師さんです。
※お施主様のHPより実例がご覧いただけます。HPはこちら「庭工房茶和」

案内状(画像3枚目)には建物の見どころをいくつか書いておりますが、
建物の外回りも是非ご覧頂きたく思います。
建物自体も玄関のアプローチや植栽等と一体になって初めて
雰囲気がまとまる様、配慮して設計しております。

先日、お伺いしたところ玄関アプローチに石が敷かれ、
玄関入口にはデッキが据え付けられていました。
こうした工程を見ると、その土地に少しずつ建物が根付いていく感じがしてきます。
良い雰囲気です。
樹木も1本植えられていました。立派な枝ぶりのカエデです。
葉がついても今の状態でも楽しめます。
このたった1本の木が植わっただけでも、建物に奥行き感が生まれ、
空間が上質なものとなっていきます。

勿論、メンテナンスの事や近隣への配慮等考えなければならない事も出てきます。
それでも、新築をお考えの方には少しでも良いので庭木を取り入れる事を
ご検討頂ければ有り難いな、なんて考えています。
ご近所皆さんが、そうやって少しずつでも木々を導入すれば、
その街はそれだけで緑溢れる住みたくなる住宅街に
なっていくのではないでしょうか。
そうした、1歩1歩の積み重ねがあって、閑静な高級住宅街は高級住宅街になったのかもしれません。(憶測です)

使い古された言葉ですが、「家」に「庭」があって
「家庭」となります。
設計者としても、自分のつくる住宅には「家庭」が築かれて欲しいと願っております。


注:画像3枚目のオープンハウス案内は、画像をクリックすると拡大表示されます。


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