2019年9月19日blog | 知っておくと整理がし易くなるかも。「モノ」が捨てられない8つの理由-後編-

haikei

前回ご紹介した「モノが捨てられない8つの理由」の後編です。
残り4つをご紹介いたします。
※この内容は書籍「一番わかりやすい整理入門」より抜粋しまとめたものになります。

5.しがらみによる呪縛
  →人からの頂きものなどがこれにあたります。
   旅行やお祝いの品等あげた方に想い入れがあるものが多いです。
   受け取った側にそれ程の思いいれは無くてもくれた方の想いが伝わる為
   手放しづらいものになります。しかし、これらも使用せずずっと眠らせたままでは
   不要な「モノ」と変わりありません。
   これは逆の立場になって考えてみて下さい。あなたが3年前にあげたお土産を
   もらった人が不要と判断し手放していたとして、あなたはその人を恨んだり
   不快感を持ったりしますか?
   ここで「まあ、要らなくなったのかな?趣味と合わなかったのかな?」程度に
   思えた方は逆もしかり。しっかり頂いた事に感謝した上で手放す事が出来るはずです。

6.小さい「モノ」
  →例えば携帯の充電コード。家に何本あるでしょうか?つい出先で要り様になって
   買ってしまってと言う理由で増えたりしていませんか?
   アクセサリー等も小さい「モノ」です。
   1点1点は小さいし場所を取らないかもしれません。それでも、一つの「モノ」です。
   整理する「メンタル」としてこれらも使用しないのであれば整理対象とする事を
   しっかり意識する必要があります。

7.捨て方が分からない
  →分別やリサイクル化が進み捨てづらい「モノ」も出てきました。
   こまめに処分するのが難しいこれらのものは、
   ある日を決めて一気に処分する
   といった策をとる方が整理し易いかもしれません。

8.高価な「モノ」
  →単純に高級であると言う場合も手放しづらいですが、
   ここに相対的に高い「モノ」と言う意味も含まれます。
   例えば、20000円のTシャツとか、80000円の革靴とか。
   コレクションとしての保存であればそれは趣味の一つですので良いのですが、
   「当時奮発して高いものを買った」と言う理由で現在は使用していないのであれば
   購入当時の価値はないかもしれませんし、
   衣類や革製品ではカビの温床になるかもしれません。

こちらも前編での4項と同様自分の心に問いかけてみましょう。
5.義理と言う理由で手放せていないものはないか。
6.小さいからと言って箱に入れっぱなしで何年も開けていないものはないか。
7.捨て方を調べるのが面倒と言う理由で放置しているものはないか。
8.買った当時は高級でも今本当の意味で自分にとって価値あるものなのか。

私が整理収納アドバイザーを取得した理由として、
気持ち良い空間になるべく気持ち良い状態を維持しながら暮らして欲しい
と言う願いがあります。
その方が断然日々が癒されると思うのです。

ご自宅の整理収納の参考になれば幸いです。

前編はこちら
blog | 知っておくと整理がし易くなるかも。「モノ」が捨てられない8つの理由-前編-
  →http://sakaki-atelier.net/news/blog-%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8f%e3%81%a8%e6%95%b4%e7%90%86%e3%81%8c%e3%81%97%e6%98%93%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%8b%e3%82%82%e3%80%82%e3%80%8c%e3%83%a2%e3%83%8e%e3%80%8d/




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